ご案内。
◉全3回にわたってお送りする「言葉と神」。よむこと、かたること、つながり。各回 、この3つを足がかり、手がかりとして、諸領域を逍遥します。案内は語りを兼ねて、樟舎の面代真樹が相勤めまする。
◉傷ついたり、励まされたり、恋したり、笑ったり…そこには言葉があります。おはよう、ただいま、さようなら……ここにも言葉がいます。生まれてから死ぬまで、言葉はずっとあなたのそばにいるはずですが、それってなんなのでしょう。心、記号、コミュニケーション、情報、論理、どう関係しているのでしょう。
◉「初めにことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった」。聖書・ヨハネの福音書はこうしてはじまります。聖書に記された「ことば―ロゴス(λόγος )」とは、イエス・キリスト、御言葉と訳されますが、言葉そのものです。キリスト教だけ? いえ、そんなことはありません。それどころか……。
つづく。
巻の一 スフィンクスの謎かけに応えて〜とある谷のmicrostoria試論 →終了。
巻の二 「語り」の始原へ〜柳田、折口、漱石、ハーン、それぞれの出雲を緒として
巻の三 物語ごろし、神ごろし、を、たずねて〜神話論理と詩と医学、あるいは宮沢賢治と神谷美恵子をむすぶ道→準備中