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2017年11月24日:カラサデ婆の悲しき真実〜石塚尊俊『神去来』(本の話#0009)

◉主 催:ナレッジ・ロフト「本とスパイス」&カフェ・オリゼ
◉日 時:11月24日(金)
開 場…18:30
トーク…19:00〜20:20(20:30〜22:00 食事とカフェの時間)
◉場 所:カフェオリゼ(木次町里方)
◉参加費:2,500円(スリランカカレー/ドリンクセット含)
◉定 員:12名
◉申 込:「本とスパイス」参加希望として、カフェオリゼ宛facebookメッセージか下記のメールアドレスまでお名前とご連絡先をお知らせください。返信のメールをもって受付終了とさせていただきます。メールはこちらまで anaomoshiro★gmail.com(★⇒@)

◉ 内容
本を巡るトークライブ、今回とりあげるのは、石塚尊俊『神去来』です。
あなたはカラサデ婆を知っていますか。案内人・面代は小学生の頃、全校朝礼で教頭先生から聞かされました。40代後半以上の出雲人ならば、耳にしたことくらいはあるのではないでしょうか。
「今晩は出雲に集まられた神さまが宴をしてお帰りになる日です。神さまが出歩かれますから、早く寝るように。そして夜、トイレに行ってはいけません。カラサデさんにお尻をなでられますよ。どかないと、どうなるか、わかりますね……」
出雲に全国の神が集うという祭事の終幕、神立の祭にまつわるトピックです。
当時聞いた「カラサデさん」は、大原・仁多地方では「カラサデ婆さん」と呼ばれる恐ろしいものだったと、後に知ることになります。そして、数十年がたち、まさか、そのカラサデ婆さんと再会することになろうとは…………。

さて、その出雲の神在祭、かつて柳田国男は何度も痛烈に批判しました。「まことにたわいのない俗説」「論破するまでもない」「不道徳である」(「祭日考〜出雲のいわゆる神在祭」)と。
対するものとして、佐太神社宮司であった朝山晧の研究がありますが、柳田と朝山は、すれちがうように亡くなり、双方をよく理解する石塚尊俊によって、「結局この問題は、その後いつとはなしに民俗学会のいわば表舞台から消えていくことになったのである」と記されることとなります。

今回、カラサデ婆さんを糸口にこの問題を見直します。
神在祭の盛況と機を同じくしてハロウィンが急速に(渋谷のみならず雲南にも!)ひろがったのはなぜか、トイレの花子さんはいまどこにいるのか、そんなことともこれは深くかかわっています。すなわち「今、神はどこにいるのか」ということであり、世界の成り立ちの秘密にふれることでもあります。
乞うご期待。

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