「九州・宮崎、椎葉家の食卓」より
季刊銀花の第百二十三号、2000年秋の号は特集に「野菜めぐり」をあてている。加賀の丸芋に太胡瓜、新潟の黒崎茶豆、福井の蛙瓜、そして山形・一霞の温海カブなど、美しい写真群に目を奪われたのか、見逃していたのが椎葉クニ子さん...
季刊銀花の第百二十三号、2000年秋の号は特集に「野菜めぐり」をあてている。加賀の丸芋に太胡瓜、新潟の黒崎茶豆、福井の蛙瓜、そして山形・一霞の温海カブなど、美しい写真群に目を奪われたのか、見逃していたのが椎葉クニ子さん...
大庭良美『石見日原村聞書』のなかに、オオカミの言葉を聞いた人の話が出てくる。 一見したときには驚き興奮した。動物がはっきり言葉をしゃべるのは、童話・民話の中での話である。狩猟採集の民のなかには動物と話ができる、動物が話す...
秋雨。長い。地面がかわくことなく曇りと雨と束の間の晴れ間が続いている。今日は松江行。久しぶりに湖北線を通った。曇った空ときれいにないだ鈍色の湖面が気持ちよかった。県立図書館は午後3時過ぎから3時間半ほどの滞在。閲覧したも...
本の話とカレーのゆうべ。人文カフェともサイエンスカフェともいえましょうが、そのご案内。 「森と畑と牛と」 編集人の面代真樹が、動物と人との関係を、思想と科学の歴史を軸にお話します。 ◉主 催:カフェオリゼ&樟舎 ◉日 時...
妻から、必ず忘れてしまうので「書いておきなさい」といわれ、なるほどと得心して記しはじめるものなり。【2018年8月12日島根県立図書館にて】 忌部の峠から松江に向かっておりはじめると、高層の限界近くまで立ち上がった積乱雲...