誰が考えることなのか

焼畑5年目の山の緑。年に一度の草刈りと牛がときどきあがること、それらのバランスが整った場所だとこうしたつる性の多様な植生と種々の低灌木の幼樹が土を肥やしながら、次なる奪還者の到来を準備するのだろう。しかし、他の場所ではヨ...

草村の中にかくろひし神

小さな崖上にたたずむ馬頭観音。これまで何度もこの下を通っていたのに今日はじめて気がついた。あがってみると、人ひとりかろうじて通れるような小道である。下布施、尾白から佐白に至る山道の跡だろうか。この先は藪に埋もれているが、...