おすそわけ 伊澤加恵、あしもとの世界と小さな作品展

オリゼにてGWはこちらの展示会を開催します。
以下ご紹介〜

どこにでもあるのに、あるとは感じていないもの。
そんな存在の日常をスケッチした伊澤加恵の”絵本”『おすそわけ』の刊行を期しての企画展です。
またこの絵本は、手で紙を折り、判を押し、糸で綴じて…というなかで生まれます。
生まれ続けようとするものの息吹や、時のあわいを感じていただければ。

*会期中カフェ・オリゼは11時〜17時の営業。10日(月)、11日(火)が休日。

■テーマ1. にじのねっこ

少女が橋をわたっています。
足しか見えませんが、下をのぞきこもうとしているのか、おぼつかなさにとまどっているのか、一瞬ためらうようにたちどまる、そんな足の気配があります。
その足もと、橋の下にみえるのはなんでしょう。
虹?
虹が橋の下から、たちあがろうとしている。キラキラと無数の色がそこから生まれようとしてている。いままさに何本かの色の柱をたちあげようとする、絵はその瞬間を描いているようです。虹は雲のような塊につれられてのぼっていくのでしょうか。
いえ、それとも、少女が渡ろうとしている橋こそが、天空にかかった虹なのでしょうか。
とらえようと追いかければ逃げていくその印象は、虹の不思議そのもののようです。

虹は、古代から人々の心に、この世界の「不思議」を目に見えるように表出してくれるものでした。現代の私たちは、虹にひかれながらも、「あれはプリズムの分光と同じで……」などという説明でその不思議の扉をとじてしまいがちです。
けれど、その昔、遠い古代ではなく、もう少し?近い平安時代にまでさかのぼってみれば、虹を現代よりもはるかにその本質を人々が感知していたことがわかります。さすがに古代のように、虹が生き物であると考える人は少なくなっています。しかし、平安の貴族たちの世界では忘れ去られていましたが、都にすむ多くの人々は虹がたちあがると、その「ねっこ」に市場をたてなければならない、どうしてもそうしなければならない、という気持ちになり、権力者とてそれをとめることができなかったようです。
どうして? なぜ?
この絵をみていると、そんな不思議へもちかづいていけそうです。

さて、絵本「おすそわけ」の最後の頁には、この虹と少女の絵の下に次のセンテンスが入っています。

虹のぼっておもうのは、虹のねっこは    ということ。

ある言葉が隠れているのですが、見えないように隠されています。会場でこの絵がうまれるまでのことを見たり聞いたりしながら考えてみるのも楽しいと思います。

*編集後期的補遺……絵本「おすそわけ」ではこの空欄部分を、今回の展示のメインテーマともいえる小さな写真で覆い隠しました。迷ったのは、写真をはがす人もいるだろうけれど、もともとあった言葉を残したほうがいいのか、それとも空欄にしたままがよいのか、ということ。どちらにしたかは、はがしてみればわかりますが、さて、あなたははがしますか、それともそのままにしますか?

3月11日お弁当

毎月決まってお弁当のご注文をいただく方々に今月もお届けしました。
オリゼべんとう。
名残の冬野菜でなんとか乗り切りましたがそろそろ春のものに出会いたいです〜。
バトウのマリネが今回の推しでした。

ミモザのリースレッスン

今年もFlowerDesignJulia まきのゆきこ先生を招いてのミモザを使ってのリースレッスンを開催しました。
このレッスンで使うミモザはすべてオリゼの庭に咲いたもの。
今年は暖かく花も早かったのでヒヤヒヤでした。
私も参加。とてもいいのができました。

tutti.春のアクセサリー展

年に2回恒例のtutti.さんが今春もきてくださいました!
新しいアクセサリーにお客様もワクワク。
楽しい1週間でした。
水曜日にはまたまた羊の執事パンジェ氏も美味しい紅茶を入れるために来オリゼ。
こんな小さなイベントは積み重ねが楽しいですね。

オリゼとパンジェのバレンタイン茶会

松江の紅茶専門店パンジェンシーさんをお招きして紅茶の美味しい淹れ方や茶葉の選び方などのレクチャーを開催しました。
同時に羊の執事パンジェ氏がバレンタイン用にブレンドくださったミルクティーもみなさんでいただきました。